原料素材加工
サンコロナ小田を支える合繊技術
サンコロナ小田を支える技術には、業界内でも他社の追随を許さぬチカラがあります。
- ・糸づくりの機械そのものを自社で製作してしまう高い技術のチカラ
- ・分繊糸の「無断糸率90%以上」という高品質を産み出すチカラ
- ・素材の組み合わせ加工によるオリジナル製品を開発するチカラ
化学繊維を知り尽くしているからこそ、これらのチカラで高い品質を実現する技術開発の追求と新しい素材へのチャレンジを続けることができるのです。
極細糸を創り出す技術力。
東京〜大阪間450km、糸切れなし
当社は、450km の長さでも糸切れなしという世界的に高い評価を受けている分繊固有技術と、長年培ってきたスーパー繊維の特殊加工技術を武器に、ハイテク産業用途に適合した先端素材を開発し製品に生かしています。
“技術はロマンであり、未来は予測するものでなく創造するものである”を信念に、サンコロナ小田の技術で、自然と環境に調和した人類の更なる進化にも貢献します。
未来に向かってあくなき挑戦は続きます。
種々の糸加工方法と加工機の種類
仮撚機
仮撚
ポリエステル・ナイロンなどの合繊長繊維の熱可塑性を利用して、かさ高性や伸縮性を
付与する糸加工のこと。
その製造方法として、スピンドル方式・フリクション方式・ベルトニップ方式があります。
ダブルツイスター
撚糸
ポリエステル・ナイロンなどの合繊長繊維に実撚の撚りを付与する糸加工のこと。
種類として、”甘撚用” ”強撚用”の両タイプがあります。
“カバーリング機(SCY・DCY)
カバーリング
芯になる糸に他の紡績糸やフィラメント糸を巻きつける糸加工のこと。
糸に伸縮性を持たせるストッキング用(ポリエステル×ナイロン)の糸がその代表例。
SCY:シングルカバーリングヤーン DCY:ダブルカバーリングヤーンの両タイプがある。
エアー加工機
エアー加工
糸に高圧のエアー(空気)を吹き当ててフィラメントにループを与え、かさ高性を付与する糸加工のこと。
混繊糸・エアースラブ糸・インタレース糸などが作れる。
糸からキバタへ、そして製品へ
糸を巧みに加工し製品化へつなげる技術力と企画力
生産された糸を使って織り機又は編み機で生地にします。
加工前の生地を『キバタ(生機)』と言い、染め上がりのイメージをも考慮して糸の組み合わせを行います。
このキバタをもとに日々アイデアを練り、お客さまからのウォンツを製品に昇華させています。
キバタから生み出される製品例
資材、車両向け内装材など
カーテン・ブラインドなど
婦人衣料など